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生きてるだけで精一杯な毎日なんですが、ダメですか?


by bluecat
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今回は弁慶が熊野水軍の別当湛増に源氏につくよう説得に行くということで、「弁慶スペシャル」でありました。
義経郎党の中ですっかりヘタレ僧兵に成り下がった弁慶の面目躍如か?!と少々期待しておりましたが・・・。
合戦シーンでは全く目立たなかった、弁慶の怪力ぶりが突然復活したり、闘鶏で勝負を挑んだりとなんだかいまいち迫力不足の感が否めませんでした。

少し前の梶原景時と義経が対立したときと同じ図式(しかもBGMも同じ?)。郎党を率いる湛増と義経以外何も無い弁慶の立場の違い。
しかし、清盛への恩義を感じている湛増が、自分の部下の命を助けた鎌倉の漁師の娘婿のほうを選ぶって・・・どう考えても説得力無いんですが(ーー;)

「弁慶スペシャル」でも、どうしてもマツケン弁慶は「怪僧」には見えないですね。ただの意地っ張りの甘ったれ不良僧。意地っ張りの甘ったれって、あれ、主君の義経みたい・・・?!

彦島の平家方では、安徳天皇とその弟親王のツーショットが。時子が「やはり兄弟、似ておられる」とわざわざつぶやく・・・やはり、これって、とんでもないことをしでかすおつもりか?!

壇ノ浦に対する不安がまたつのってしまいました(>_<)
# by bluecat | 2005-08-22 09:52 | 歴史と文学つれづれ
しばらくパソコンから遠ざかっていましたが、今日から復活です。
おかげで?大河ドラマの感想もすっかり遅くはなりましたが、記憶の断片を記していきたいと思います。

まずは、本放送をすっかり観られず、6日後の再放送をさらに録画して(!)やっと観た、「飛べ!屋島へ」の感想から。

この回の義経は無鉄砲なイノシシ武者(by梶原景時さん)ぶりが顕著で、これぞ私の中の義経像だと思いました。今までの義経はなんなんですか、やたら甘チャンで平和主義者・・・戦の天才が何言ってんだか・・・と苦々しく思っていたので。

嵐の中、強硬船出をしようとする義経と、それに反対する梶原景時の息つまる対峙。所領と大勢の郎党をかかえ、しかも元々は平家方という厳しい立場の梶原景時と、所領も持たず、能無しもとい、無邪気に義経を慕う郎党しかおらず、天涯孤独に近い失うものなど何も無いかのような義経との立場の違いがクローズアップされ、バックの迫力ある太鼓の音楽といい、ヘタなショボい合戦シーンよりも私には満足でした(^^)


さて問題は先日放送の屋島の合戦です・・・。

最愛(?)の能登守教経は登場しない、との情報は早くから得ており、その代役として、屋島ではなぜか資盛が活躍する、ということでしたが、案の定、役不足でありました(;_;)
合戦の順序も、継信最期を最後にもってくるために入れ替えさせられ、華やかな那須与一の扇の的を射落とすシーン、これも平家物語にあるように、
「沖には、平家船ばたをたたいて感じたり、陸には、源氏箙をたたいてどよめきけり。」
という敵味方が褒め称えるシーンが全く無く、平家方はすっかり白けきっているので違和感がありました。
ドラマでは、この扇の的は平時子の発案で、今後の戦を占う意味で行った、ということになっていたので平家方は射落とされ、先行きを案じて白けてしまったのでしょうが、せっかくの華やかなシーン、平家物語そのままでよかったのでは?

扇の的の小船の女房が、義経の妹、能子というのはまぁ、許容の範囲内かなとは思いますが・・・。


継信最期は資盛の待ち伏せに遭い、義経を庇って矢を居られて戦死、という感じでしたが、いちおう、必死で義経を射殺そうと弓を引いていたので資盛が射たということになるんでしょうか?

「平家物語」では、都一の強弓でならす能登守教経が登場、「舟戦はこうするものだ」とばかりに猛攻、義経を狙って放った矢が継信を貫通、馬からさかさまに落ちてしまうのですが。
能登殿の代役は資盛では務まらず。平家にもこのような猛者がいたのだ、と思わせるためにも、義経の好敵手として、突然でも良いから能登殿をドラマに登場させるべきでした。私は返す返すも口惜しく感じます。

これでは壇ノ浦の合戦もますますもって不安でいっぱいになってきました(>_<)
まさか知盛殿が敵将二人をかかえて「死出の旅の共せよ」と入水するとか・・・やめてくださいっっ!N○Kさん!!!
# by bluecat | 2005-08-18 11:51 | 歴史と文学つれづれ

久々の新作かな(^o^;

久々の新作かな(^o^;_c0056014_8403711.jpg

ちなみに今日の服装はマニッシュにキメてみたつもりです(^-^)
# by bluecat | 2005-08-16 08:40 | 牛乳プリンつれづれ

お願いだから(;_;)

お願いだから(;_;)_c0056014_15123545.jpg

悲しいこと言わないで、なんて最近いつ言ったんだろう?
# by bluecat | 2005-08-03 15:12 | 牛乳プリンつれづれ
今回は完全「ノー平家デー(by手鞠さん)」でした(^^ゞ(知盛殿がちらと映像で浮かんだだけ・・・)。

法皇様が母親を亡くしたばかりの義経を呼び出して、迫真の演技で義経の気をを惹こうとしたのには、衆道で有名な法皇様、まさに義経を押し倒さんばかりの接近に、迂闊にもこちらまではらはらどきどきさせられてしまいました。

しかーーーし!

この時代は超がつくくらい迷信深い貴族社会だというのに、いちばん忌み嫌われるべき死の穢れを全く無視してお話を作ってしまったというのがバレてしまい、せっかくの法皇様の怪演もすっかり味気ないものになってしまいました(>_<)

架空のお話を作るのはかまわないけど、その時代の風習などはしっかり踏まえるべきでしょうに・・・。

話のつじつまが合わなくなるのに、ムリヤリ常盤を死なせる必要があったんでしょうか?彼女には義経の最期まで登場させてもよかったのに。


うつぼと静と正妻が火花散らしてるのなんて正直どうでもいいです・・・(暴言?)
どう考えても、普通に正妻である河越氏の娘を大事にしなければならないでしょうに、義経の郎党どもときたら・・・(以下略)。
このドラマは歴史モノではなく純愛路線なんでしょうか?!

同じ純愛モノでも、幼い子供たちのそれは良いのです。
義高を亡くした大姫が静かに狂ってしまいます。大姫役の子役の女の子があまりにもかわいらしいので、なおさら悲劇感が強まります。
こんな彼女に次々縁談話が持ち上がり、ついには入内の話にまで行き着くのですから、頼朝という方は、ドラマでは案外情のある方に描いていますが、実際はやはり冷徹だったのかな、という気もします。

いよいよ屋島の合戦が近づいてきます。はたしてヘタレ資盛は教経の代役が務まるのか?!
# by bluecat | 2005-08-03 09:41 | 歴史と文学つれづれ